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【大阪大学 小林研究室】ケイ素製剤が慢性腎臓病やパーキンソン病に効果がある可能性を発見
こんにちは。シリカ王子です。
今回は、
という方に向けて、とても有益な研究成果をシェアします。
ケイ素が腸内で24時間水素を発生し続け、その結果、ラットを用いた実験で慢性腎臓病やパーキンソン病の進行の抑制が確認されたというものです。
効果効能に対して、論文に記載されている以外の事は書きませんし、大袈裟に表現することも控えております。
本当にお困りの方へ、一つの希望として本記事の内容がお伝えできれば幸いです。
- Contents -
この画期的な発見したのはケイ素素材のプロ
今回の画期的な研究結果は、「大阪大学 小林研究室」から発表されました。
小林研究室では、普段どのような研究が行われているかを調べてみたところ、水素や薬の研究ではなく、主に太陽電池やシリコン材料に関わる研究が行われていました。
※「シリコン(silicon)」は「ケイ素」の英名です。
医学や健康食品とは、全然分野が異なりますが、ケイ素製剤の特徴を知り尽くしている専門家が、
と考えました。
参考:大阪大学
産業科学研究所 小林研究室
参考文献:Scientific Reports(nature.com)
Renoprotective and neuroprotective effects of enteric hydrogen generation from Si-based agent
Yuki Kobayashi, Ryoichi Imamura, Yoshihisa Koyama, Makoto Kondo, Hikaru Kobayashi, Norio Nonomura & Shoichi Shimada
水素水が効果不足といわれる理由
水素と言えば「水素水」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
それと同時に「詐欺商品」「ニセ科学」「効果なし」というイメージもあるかと思います。
私がシリカ水(極天然水)の販売を始めた頃、ちょうど水素水がテレビなどで、ニセ科学商品と取り上げられていた時期だったので、「シリカ水も怪しい」という目で見られがちだったのを覚えています。
水素(H)が老化の原因となる悪玉活性酸素(ヒドロキシラジカル)とくっついて水(H₂O)になるというのは本当の事なのですが、テレビ番組の「水素水で十分な水素をカラダに吸収できないので、健康効果はない」という内容が「(水素水ではなく)水素は健康効果がない、ニセ科学」と間違って覚えてしまっている人も多いと思います。
論文では、水素水についてこのように記載されています。
水素を摂るための方法の一つは、水素を多く含む水を摂取する事である。
しかし、水素水に含まれる水素を多く見積もっても、1L中の水素水に含まれる水素ガスは18mlに過ぎない。
仮に水素水中の水素が体内で吸収され、臓器に輸送されたとしても、水素濃度は短時間、例えば1時間で元の値に戻る。
したがって、水素水の酸化ストレス防止効果は限られている。
豆知識:酸化ストレスってなに?
生物は酸素を利用して生命活動を維持しています。
その際、酸素は反応性の高い「活性酸素」に変化します。
活性酸素は体内の免疫機能や感染防御など、カラダにとって良い働きをします。
しかし、一部の活性酸素は過剰に産生されると細胞を傷つけてしまいます。
カラダには、抗酸化防御機構という活性酸素の傷害を防御する仕組みがありますが、活性酸素の数が抗酸化防御機構を上回った状態を酸化ストレスと呼んでいます。
参考:厚生労働省
活性酸素と酸化ストレス
それでは、ケイ素製剤を使った水素発生の仕組みとはどのようなものかを見ていきましょう。
ケイ素製剤は24時間水素を発生しつづける
ケイ素製剤というものは、ケイ素「Si」のナノ粉末の凝集体(小さな塊みたいなもの)です。
ケイ素製剤を経口摂取すると、胃を通過し小腸に到達すると水分と反応し始め、水素を発生します。
およそ24時間もの間水素を発生し続けます。
と思った方いませんか?
実はケイ素製剤には、酸性の環境では水と反応せず、アルカリ性の環境で反応するという特徴があります。
つまり、phが約1.5の胃酸によって強酸性環境である胃では反応は起きず、phが約8.3の膵液によってアルカリ性環境である腸では反応が起きます。
発生した水素は、腸で効率的に吸収され、全身を循環し、活性酸素(OHラジカル)を除去します。
ケイ素製剤1gから24時間で約400mlの水素が発生します。
この水素量は、22Lの飽和水素水に含まれる水素量に相当します。
研究内容と研究結果
この研究では、ラットを用いて慢性腎臓病とパーキンソン病への効果について調査されました。
・慢性腎臓病モデルのラットを用いた実験
腎臓の5/6を摘出したラットに、通常の食事を与え続けた場合は徐々に腎不全が進行しました。
一方、ケイ素製剤を含めた食事を与え続けたラットは、腎不全の発症が抑制されていました。
腎機能の指標となる尿たんぱく質や血清クレアチニン値の上昇が抑制されていて、腎機能が良好な状態である事が分かりました。
この研究成果で未来に期待できること
臨床の分野では、慢性腎臓病に対する完全な治療法は確立されていない。だが、ケイ素製剤は初期の患者を治療できる可能性があります。
・パーキンソン病モデルのマウスを用いた実験
6-ヒドロキシドーパミンという薬物を頭部の左後方に注入したマウスをモデルとしました。
通常食を与えたマウスは、左側後方だけでなく、左側中央、前方部も神経が破壊されていました。
一方、ケイ素製剤を含めた食事を与えたマウスは、左側後方は同じく神経が破壊されていたものの、左側中央、前方部は、軽度でした。
また、通常食のマウスは運動機能が著しく低下しているのに対し、ケイ素製剤食のマウスの運動能力は、正常マウスとほぼ同じでした。
※脳は腎臓よりも腸から離れているので、実験では、高濃度のケイ素製剤食を使用しています。
この研究成果で未来に期待できること
パーキンソン病の進行を止められる治療法は存在しない。ほとんどの薬剤は、症状の治療に重点を置いてきた。今回の研究結果踏まえ、新しい投与法を開発することによって、水素がパーキンソン病の治療薬となる可能性がある。
ケイ素製剤を使用したサプリ「HH LABO」
お手軽に試せるサプリメントがないか調べてみたところ、1商品だけありました。(おそらく独占商品ではないかと思います)
HH LABO(ダブルエイチラボ)
- 商品名「HH LABO(ダブルエイチラボ)」
- ケイ素製剤 1カプセルに350㎎
- 30、90、180カプセルの3種類の商品がある
- Amazonが最安値(90カプセルタイプが一番安いが期間限定の可能性あり)
※90カプセル 14,521円(税込)送料無し
大阪大学が特許を取得しているので、その「国内特許実施権」を持っているのが、レナトスジャパン株式会社のようです。
カプセル状のサプリメントで、1カプセルあたり350㎎のケイ素製剤が入っています。
※ケイ素製剤は「レナシアプラス」という登録商標です。
用法、用量について
メーカー推奨の一日摂取量は、1日に1~2回、1回につき1~2カプセルです。
つまり、一日に1~4カプセルとなります。
この量が研究で使用された量と比較して多いか少ないかで言うと、とても少ない量です。
研究では、91日間の反復経口毒性試験で何も問題ない事が確認されていますが、逆に言うと、研究を超える量、91日を超える日数については実績がないともとれます。
メーカーは絶対安全と考えられる量を指定するはずですので、用法容量はきっちり守りましょう。

「HH LABO」を試してみる方へ
人間での臨床実験の結果はまだありません。
水素が悪玉活性酸素(ヒドロキシラジカル)を除去するという事実に変わりはありませんが、サプリメントの量で、研究結果と同じ効果がでるかどうかは不明である事にご注意ください。
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健康的な食生活を目指している方向けに、下記の記事でシリカ水を選ぶ際のこだわるべき3つのポイントを解説しています.
購入前に是非チェックしてみてください。
下記の記事では、シリカの基礎知識からシリカ水の選び方まで、幅広く・詳しくご紹介しています。
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